
「かづ屋」「八雲」などと同様に「たんたん亭」系である。
しかし他のたんたん亭系と違うのは、店主がたんたん亭の創業者だということ。
創業者はある時から本店を弟子に任せて、本店の向かいに高級おでん屋を開いた。その後、うどん屋に変わり、そこも人に譲り、再度ラーメンに復帰して来たというわけだ。
カウンター6-7席の小さな店だが雰囲気がいい。
何より店主に存在感がある。
注文したのは私がたんたん亭系に行った時によく頼むミックスワンタン麺+チャーシュー。ワンタンとチャーシューの確認もたんたん亭系の場合、個人的に必須である。中本に行って蒙古タンメンを頼むようなものなのだ。
スープは昔のたんたん亭はこんな感じだったなあ、と思い起こさせる味。創業者だからと言って抜群に旨いとは限らない。ましてや長いブランクもあるのだから。でも老舗の閉店が続く中、こういう復活は嬉しい。私には感動的ですらある。また来ようと思う。
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